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スプリント療法

スプリント療法とは

スプリント療法は、歯列を覆う『スプリント』と呼ばれる装置を口の中に装着する治療方法で、すべてのタイプの顎関節症に用いられる治療方法です。『スプリント』とは、顎関節症治療用のマウスピースのことで、上下いずれかのあご(歯列)に装着します。スプリントを装着していると、噛む時に、関節に強い力がかからなくなるため、顎関節や筋肉への負担が減り、歯ぎしりや食いしばりを予防し緩和する効果があります。

『スプリント』は、歯列の型をとった後、厚さ1~2mmの透明なプラスチックで作ります。運動療法や薬物療法と併用して、治療していく場合が多く、症状にあわせて診察時に調整を行います。

スプリント療法の種類

『スプリント』には、様々な種類があり、症状によって使い分けられます。主なものをご紹介します。

●スタビライゼーション型スプリント

かみ合わせが不安定な場合に、上あごに装着するスプリントです。最も一般的なスプリントで、かみ合わせを安定させるために使用されます。 顎関節への負担を減らしたり、口を閉める際に使用する筋肉をリラックスさせる効果があり、主に夜寝るときに装着します。

●リポジショニング型スプリント

口が突然開かなくなる症状と、顎関節に痛みがある場合に使用します。

主に、下顎を動かす時のクッションの役目をする『関節円盤』を正常な位置に誘導するために使用され、顎 関節への負担を軽減し、顎関節の痛みを和らげる効果があります。しかし、口が開かない状態(ロック)で 使用すると痛みが出たり、関節円盤後部組織の断裂を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

 

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