理学療法とは、病気やケガで生じた身体の基本的な動作能力を回復することを目的に行われる治療方法です。理学療法の中には、大きく分けて、『運動療法』と『物理療法』があります。
痛みのない範囲で、開けにくくなった口の開け閉めや、あごを動かす練習やストレッチやマッサージをして、スムーズにあごが動くようにしていきます。 運動療法の種類はさまざまで、筋肉のストレッチのほか、『関節円板整位運動療法』や『下顎頭可動化訓練』という方法もあります。
関節のクッション役をしている関節円板がズレている場合に、円板をもとの位置に戻す運動療法です。口を開け閉めするときに、何かがひっかかる感じがしたり、『カクカク』音がする症状のある方に効果的な治療であるといわれています。
歯科医師または、患者本人が手で口を大きく開けることで、口の開く範囲を広げていく方法です。 関節のクッション役をしている関節円板が前にズレたままで、関節の骨の正常な運動を回復させるために行います。1日5分から10分、数回行い、1ヵ月は継続し、その後継続が必要か判断します。
主に、慢性的に関節痛があるなど、下顎頭の変形がある場合に効果的な治療であるといわれています。
患部を温めたり、冷やすことで血行をよくして、関節や筋肉の緊張を解きほぐし、痛みを緩和していきます。 筋肉の痛みや緊張には、患部を暖めることが効果的です。また、関節の急な痛みや炎症が起こった場合には、 患部を冷やすと症状が緩和されます。それ以外にも、超音波などを使い、電気刺激、マッサージ、温熱など、 物理的な方法で治療を行う方法です。