かみ合わせの悪さは、顎関節症になる原因の一つです。かみ合わせが悪くなる原因として、次のことが原因と考えられます。
特に、『あごが十分に発達していない』については、現在の食生活が深く関わっています。食生活の変化により、 子供の頃からよく噛まずに飲み込めてしまうやわらかい食べ物を食べることが多くなりました。そのため、現代人のあごは明らかに小さくなっているそうです。あごが小さくなっても、生えてくる歯の大きさは変わらないため、十分なスペースがなく、歯がまっすぐに並べずにでこぼこに生えたり、斜めに生えたりしてしまいます。その結果、かみ合わせが悪くなってしまうのです。
このように、かみ合わせが悪くなる原因には、あごの骨と関節の発育が深く関わっています。子供の頃の食生活などが大きく影響するため、小さい頃からよく噛む習慣を身につけることが大切です。
また、それ以外には、虫歯や歯周病、親知らずなどが発端となっていることが考えられます。
虫歯の治療で金属の被せ物や詰め物をしたとき、本来の歯やかみ合わせのバランスと合わなければ、かみ合わせを悪くする原因となってしまいます。
また、歯周病の場合には、症状が進むと歯がグラグラしてくるので、ものを噛むときの力(体重の2~3倍)に耐えられず、歯が移動してしまいます。
親知らずが生えてきたときも注意が必要です。せっかく、バランスがとれたきれいな状態で歯が生えていても、親知らずが割り込んで生えてくると、 他の歯を傾けたりして、かみ合わせにも影響がでてきてしまいます。